プロレスの技でどの技が一番インパクトがあると聞かれたら?
迷わす僕はこう答えます。
「食物連鎖の頂点に立つ男」
ランディ・オートン選手の
「RKO」(ダイヤモンドカッター)
シンプルイズベスト。
見栄え。
スピーディー。
切れ味。
美しさ。
名前の覚えやすさ。
ランディ オートンをオートンたらしめたのはこの技のおかげと言っても過言では無いでしょう。
一方、
「キングオブストロングスタイル」
中邑真輔選手の
「キンシャサ」(ボマィエ)
ただの膝蹴りをここまで昇華させた中邑選手。
RKOに比べたら前フリ→発動までタイムラグはあるものの切れ味、インパクト、説得力は負けず劣らず。
中邑選手の代名詞。
そして今週ついにこの二人のドリームマッチ実現。
スマックダウンの放送内で激突しました。
個人的な興味は、勝敗よりも、
お互いのこの試合の流れでフィニッシャーをどう交錯させ、「作品」として我々に届けてくれるのか。
予想では、キンシャサで中邑が突っ込んでくる勢いをオートンがRKOでカウンターして決着。
それが落とし所だと思ってました。
そして結果…
見事に予想を上回る好勝負に練りこまれてました!!
一番の見所は
RKOを腕十字で切り返し!!
技の特性上オートンが相手の技を綺麗にRKO返しする場面は多々ありましたが、逆パターンは珍しい。
RKOの発動を背中をポンと押して外すシーンは観ますが、サブミッションで返したのは中邑選手が初めてじゃないですかね?
お互いの手札を組み合わせた一種のアートとも言える素晴らしいムーブでした!!
大満足です。
名勝負を作り上げた二人に大喝采を贈りたいものです。
さて…
今後の展開を考えると、勝った中邑選手には大試練
またジンダーマハル選手とのタイトルマッチが決定してしまいました。
これだけいい試合をしてくれた後の勝者への報酬が???なんで???
またしてもPPVで
「マハルとの試合=罰ゲーム」なんだよな……
もう疑いようの無い事実。
正直中邑選手も試合内容ムラはありますが…
常時マハルは
塩ッッッッッッッッ
絶望的です。
またPPVで公開処刑ですかね…
サマースラムの悲劇は繰り返されてしまうのか…
マハル選手、怪我して欠場して(させて)
もう一度オートン選手と王座を賭けて試合させませんか。