選択ミスだった。
中々職が見つからず、当面の生活費の為また慣れたコンビニなら経験から雇われやすいであろう。そして思惑通り雇われ、某コンビニでひと月あまり…
脱落。
ついていけず。不甲斐ない。
夜勤以外は何とかくらいつけた。
しかし、一番稼げる時間の本命の夜勤の研修。…作業量が多すぎて心が折れた。最初はメモを取り、何とか覚えようと必死だったが…次から次へと新たな仕事が追加。途中からもうどうでも良くなり、このスピードには自分はついていけない。悟った。
そして作業自体、何を必死でやってるんだろう。馬鹿馬鹿しい。無価値。そう思ってしまい、ジ エンド。パートナーがいくら説明しても。もう頭に入って来ず。勝手にしゃべっとけ。作業が遅い。一つの工程に時間を掛けすぎ。これでは次の作業に移れないと注意される。言われんでも分かっとるわ。わしが容量も物覚えも人一倍悪い事ぐらい自覚しとるわ。別のスタッフから前回注意した失敗をまた責められる。はいはい、三回程度で俺が覚えられるとでも？求められても困るんで。
そのうち覚えられるだろうけどアンタの物言いは決定的ですわ。
もうや〜〜めた。
あんたらの言ってることは正しいだろう。
だから何？
俺には無価値にしか思えない。
価値観が違う。
もうあんたらと2度と顔を合わせるのは御免だ。
朝一でオーナーに退職願いを持参して直訴。
もう今解雇して下さいと。あの人達とはこれ以上1秒たりとも関わりたくない。
オーナーは寝耳に水で「困る」
そりゃそうだ。
シフトに穴が相当空いて
他のスタッフに迷惑を掛けてしまうのは百も承知。
だが自分に嘘はつけない。
身体が拒否。絶対無理ですとひたすら言い張る。
夕方からもそいつとシフトは一緒。無理。
仕事に関して有能な彼と無能な自分、どちらを取るのか言うまでも無いですよね？意地の悪い言い方をしてしまいオーナーは絶句。
やんわりとした言い方だったがいざとなれば
そいつに暴行する可能性もある、と憤慨して言うつもりだった。それで警察沙汰になるくらいなら…とまでは言うつもりもあった。オーナーが朗らかな雰囲気の人柄だったので毒を抜かれ、言わずに済んで幸いだった。それで泣き落としに作戦を変更。何とか飲んでくれて、円満…とまではいかないが即日辞めさしてくれた。感謝します。
条件は悪くなかった。家からも通いやすいし。
だが…
忘れていた。
根本的にコンビニの仕事に嫌気がさして今年無職になった事を。
最近また徐々に発祥していて我慢してたが、
今回で我慢ラインを超えた。
遅かれ早かれこうなっていたであろう。
人は過ちを繰り返してはならない。
もうコンビニ業界に2度と関わらないようにしよう。多種多様すぎる作業は自分には無理である。割に合わない。馬鹿馬鹿しい。
今度こそ戒め、
己らしい仕事を、みつけよう。
そしてまたフリー。
京まふ以前に状況は戻ってしまった。
さあ、また人生一休み。
次に歩き出すのはいつの日や…
とりあえずヒャッハーッッッッッッッッッ
