遊戯王OCGの黎明期に登場。
このシンプルなまんまるデザイン。たった攻守を300アップするだけ。
今でもお気に入りのカードの一枚だ。
だからこそ。
許せない。
当時このカードを生み出したKONAMIの社員よ、みているか?
お前らに一言言わせて欲しい。
何故「獣戦士」なのだッッッッッッッッッ
その設定のおかげで
「シルバーフォング」
に装備出来ないッッッッッッ
原作再現出来ないではないかッッッッッッ
大昔の遊戯王ファンなら知っている筈だ。原作で武藤遊戯が梶木亮太戦で上記のコンボを決めた事を。
だがしかし
いざOCG化されると何故か魔性の月の対象が「獣戦士族」になぞの変更事案。「獣族」のシルバーフォングには装備出来なくなっていたのだ。
確かに
初期の遊戯王OCGは発展途上。色々といい加減なガバガバルールではあった。とはいえ皆んな楽しくやっていた。シンプルなデュエル。
今は手札一枚二枚から相手を制圧。相手にやりたい事を全くさせず終わる。
僕のような現環境についていけない老害デュエリストは郷愁の思いで昔懐かしのカードを時々眺め、古き良き時代を思い出して黄昏る。
そんな古き良き時代の遺物にも度し難いカードはあったのだ。
それが「魔性の月」だ。
許せない。
KONAMIよ。
この怒りを何処にぶつければ良い?
デュエルか。
デュエルしかない。
あくまで「ルール」に乗っ取り
アド損上等ッッッッッッッッッ
原作再現してやるッッッッッッ
忍者マスターHANZOを召喚。効果で忍法変化の術をサーチ。
変化ともう一枚のキーカードをセット。
なんやかんや相手のターンをやり過ごし
この3枚を守りましょう。
次のターン。
変化の術を発動し、忍者マスターHANZOをリリースして
デッキ内、または手札からシルバーフォング特殊召喚!!
キーカード
「DNA改造手術」発動。シルバーの種族を獣戦士族に変更。
やっと目的は果たされました。
手札最低でも3枚消費。相手には空気を読んで1ターン見逃してもらう駆け引き、交渉力。ここまで手間をかけて得られたもの….…
攻撃力たかが「1500」になったシルバーフォング一体。
そこ、1800のHANZOのままの方が強いと言わない。
思い出はプライスレス。
そう、これが在りし日の遊戯王。
「効率」を追い求める
「最短、最速で勝つ」
「遊び心」を失ってしまった現代のデュエリスト達よ。
これが真の「遊戯」だッッッッッッ(ドヤ)
アリガトォォォォォォッッッッッッ
まあ、実際の所
今なら「幻煌の都パシフィス」とのコンボで
例えシルバーフォング一体でも充分ある程度アドバンテージを稼ぎ出せます。
と言うわけで、
「幻煌忍者」にちょっとカードを付け足すだけで
満足出来なくないかな?
今日の一曲
「満月ポトフー」 谷山浩子