デュエリズムの気ままに徒然

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格闘技界屈指の伝説の「塩試合」…あなたは耐えれるか

 

 

kaian7315.hateblo.jp

 今朝書いたこの記事が、このブログ史上前例にない数字を出してくれました。

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こんな駄文を読んで下さった皆様方には感謝いたします。m(_ _)m

僕が思ってたよりもタイトルの話題に世間では関心高かったのですかね?嬉しい限りです。そしてこの好機に便乗すべく、関連した話題を書き連ねてみようと…

 

前回で出し尽くした感がありますかね。浅はかな野郎ですハイ。

そうそう、実は前回の記事、当初は石井慧選手をメインに書く予定でしたが、

yahoo!ニュースを見て亀田選手の名の方が良いかなと………

石井選手、申し訳ございません(笑)

お詫びの代わりに、前回では余り触れなかった部分を語りましょう。

RIZIN横浜大会て、石井選手はレジェンドファイター、ヒースヒーリング選手に

判定3-0で勝ちを収めました。そしてある程度予想通り、試合内容にブーイングの嵐。でも石井選手、ここまで三連敗と崖っぷち。相手は全盛期を遥かに過ぎたとはいえ、前回若手の新生アミール選手の猛攻を耐え、後半はお得意のリカバリーを見せ会場を沸かせたヒーリング選手。正直、今でも日本人選手で勝つのは難しいだろうと僕は考えていました。それでも石井選手、見事にヒーリング越えを成しえました。これだけでも日本人ヘビー級では快挙だと思いますけど、世間ではまだ風当たりが強そうなのですね…確かに会場で石井選手の「塩」戦法を見せられるのは興行的にはよろしくないのでしょう。実際石井-ヒーリング戦をトイレタイムにされた方も少なからずおられるでしょうし、地上波ではチャンネルを変えた方も多い事でしょう。確かに格闘技の魅力は倒すか倒されるか。だから打撃主体の那須川選手みたいな選手がもてはやされ、石井慧選手のような寝技主体で相手をコントロールし、終始有利な展開でフルタイムを終える、いわゆるポイントゲームが伝わりにくい現状ですね。僕はどちらかというと、打撃で人を傷つけるよりも寝技で相手の体を制し、なるべくダメージを負わさずで仕留める方が人道的だと感じてる人間なので、石井選手の、良い意味で臆病的な闘い方は好きですね。石井選手はパウンド(グランドでの打撃)も、関節の極めも強くない方です。しかし彼なりに柔道家らしく投げ→寝技で抑えこむ戦術は理にかなっていて、パワー、フィジカルで勝る海外の選手相手に日本人が勝負する良きお手本では無いか、と僕は思います。いわゆる「塩試合」になってしまうのも、ヘビー級クラスの怪物達とやり合うには致し方無し。「塩」は必要悪だと僕は考えております。

そして実際この試合があったからこそ、直後の那須川選手の試合は一層盛り上がったのでは無いでしょうか。那須川選手のKO試合は脳を刺激する「甘い」試合。

そう。「塩」があるからこそ、「甘さ」はより引き立ちます。そう考えると、石井慧ーヒースヒーリング戦は爆破までの「溜め」を作り出した陰の功労試合と言えるのではないのでしょうか。僕は強引に解釈しております。

肝心の試合内容。僕は夜勤明けの眠い状態で観戦しました。石井選手の試合は今まで何度も観ております。石井-バンナ戦など、「いい塩梅」の試合でした。眠気を誘うのに…よって今回も期待はしていましたが……

期待を裏切られました。フルラウンド判定…しかし石井選手の動き、コントロールは見事!!常に有利なポジションをキープし、グルグル動き回っていて余り膠着状態は言うほど無し。眠気が覚めた…は言い過ぎですけど、成長が感じられ面白い試合内容でした。そこまで酷評される内容かな、と正直に思いました。

「塩試合」世間ではしょっぱい、つまんない試合。

石井選手の試合は大概このカテゴリーに属するのは否めませんが、

今回石井選手は「開き直って」それに徹してたように感じました。

塩も突き詰めれば、「裏返る」事もあるやも知れません。

石井選手もこの調子で勝利を重ねていけば、いつかは裏返る可能性も…

那須川選手とは違うベクトルで、精進して欲しいものです。

 

そうそう忘れてました。タイトルにある肝心の試合を。石井選手の試合を楽しむには、人々に耐性が足りない、心にゆとりが余りない方が多いのでは。とおもい。

「塩試合」愛好家として皆さんにこちらの試合動画を是非ご覧になっていただきたい。

これに耐えれる、若しくは楽しめると感じた時。

新たな扉は開かれることらでしょう。 

閲覧には相応の覚悟を。

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