©︎カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記製作委員会
嘘みたいだろ 中身オッサンなんだぜ これ
はい、長かったです。
この記事まで到達するのに。
僕の中では前の「金縛り」「明晰夢」に関する二記事は、この為の前フリ。前座。オードブルなのです。
随分とまあダラダラとメインディッシュまで時間をかけたものですよね。レストランなら即廃業は免れないでしょう(笑)とはいえわざわざ前の2つの薬にも毒にもならない記事を経由してこちらをご覧頂いてる酔狂なお方はあまりおられないでしょうよ、ホラ、また全然本題に入らない。
僕の悪い癖はまだまだ直らないようです。
さあ、「幼女戦記」の感想。
今は1〜3話まで公開されてますね。
ちなみに事前情報は全く無く、タイトルに見事に釣られて拝見しました。仕方ないです。
感想。ターニャちゃん可愛い。終わり。
やめて、石は辞めて下さい(笑)
でも散々ダラダラ引き伸ばしたんですから尺的にこんなものにしないとバランスがね…
許されませんかね?デスヨネー
前の記事で、散々自分の就寝時に起こった金縛り等の体験から色々学び、オカルト的な信仰心は殆ど消え去りかけてました…が、まだ輪廻転生やらに関しては僅かに信じてる、と僕自身の考えを書いていまして、時折「信仰心」という単語を意図的に入れました。
「信仰心」
それは本来強制されるべきのものではありません。
しかし。この作品の主人公は。それを強制的に示さざるを得ない状況に追い込まれます。
1話観た段階では、よくある萌え作品の戦争ものかな?で終わる人も多いことでしょう。実際僕もそう思いました。勿体無いですよね…
2話、3話と立て続けに観て、やっとこの作品の意図が理解できます。やられます。イカれます。恐ろしい作品です。早く原作を買わな…すいません、取り乱しました。
主人公の正体は、有能な30代中頃ですかね?
の日本人中年サラリーマン。恐らく自身と同世代に近いでしょう。ここらへんも何か意図せずに僕は導かれたのでしょうか?自分と違い社会的に成功した身分の方ですが。その主人公が恨みをかい、電車のホームに突き落とされ、今際の際に神?てきな「存在X」が出現し、信仰を突きつけられます。
主人公「だが断る」
やはり自分のような脆弱な人間ほど、宗教や神秘的な存在に縋りたくなるもの。
この主人公は強い。優秀すぎるが故に、神などに縋る必要は無い。そして…神の怒りを買います。
冒頭のようじょに転生させられます。
でもターニャはめげること無く、持ち前の優秀さで幼女のまま軍人として頭角を現し、出世街道を登り詰め、「信仰」など我関せず。
そしてまたまた神「存在X」の怒りをかい、軍事兵器の実験中にアクシデントを発生させられ、兵器を起動させる為に神への祈りを強制させられる羽目になります。
生きるために。「信仰心」を示さざるを得ない状況に追い込まれ、彼?彼女はますます「存在X」への苛立ちを募らせ、復讐の機会を虎視眈々と伺う…いまのとここんな流れですかね。
内容が昨今ブームの日常から異世界への非日常空間への移行。そして生まれ変わっていわゆる「強くてニューゲーム」状態の主人公。
更に頭脳は大人、外見は子供(幼女)とマニア受けしそうな要素を惜しげもなく詰め込んでるかと思えば、デリケートで扱いには細心の注意を払う必要がある、宗教的な要素も取り入れた絶妙なバランスでこの作品は成り立ってますね…今年の初っ端からトンデモナイものに出会っちゃいました。
取り扱ってるテーマがまた、「転生」要素もありと、僕自身のツボもグサグサ突き刺して来ます。そしてこの作品に導かれた、「運命論」的な考え。再び鎌首を挙げてまいりました。まだまだ考察は耐えないようですね。ワクワクしてきます。
ターニャ役を演じてる
悠木碧さん。この方の演技力も凄いですね。僕の知ってる中だと、
「
魔法少女まどかマギカ」の主人公の大人しめな女の子のイメージが強かったのですが…
今回は見た目は可愛いけど中身はオッサンという難儀な役を演じておられる(笑)声優さんとして此れ程演技力が磨かれる役を射止められたのは誉れでしょう!ますます今後のご活躍が楽しみですね。
そしてこの作品との付き合いもこれから長くなりそうな気がします。久々に強烈なインパクトに惹かれますね。今後も目が離せません。
そして。
やっぱりターニャちゃん可愛い。例え中身がオッサンでも(笑)
結局幼女という響きは偉大なりや
連行されないよう気をつけねば。ではでは、
この三部作、長々と失礼しましたm(_ _)m
これでひと段落。次は気分を変えて久々に
遊戯王関連にしますかね